支援企業メンバー

With My Eyes

QD LASERが支援企業と共同で進めている「WITH MY EYES」プロジェクトは、低視力の方々の生活向上を目指し、視覚を体験する機会を提供することに取り組んでいます。

会話をしている相手の表情、自然の美しい景色、遠くの文字を読むこと——かつて「見るのが難しい」と感じていた世界が、今では鮮明に見えるようになりました。これこそが「魔法の瞬間」の捉えどころであり、これらのドキュメンタリー映画は現在、視聴可能です。

関連プレスリリース

当社のレーザー網膜投影技術を使用したカメラ型デバイス「RETISSA NEOVIEWER*1」を使い、低視力の方々が目で写真を撮影する体験をするプロジェクトを実施しました。

低視力の方々を支援する過程で、彼らが自分の状況を必ずしもネガティブに捉えていないこと、そして前向きに生活を送っていることに気づきました。そのため、負の価値をゼロにすることを目指すのではなく、人々の生活にポジティブな価値を提供するというコンセプトに基づき、低視力の方々が自分の目で写真を撮れる世界を実現しようと考え、このプロジェクトを実施することに決めました。

レーザー網膜投影技術を活用できる低視力の方々5名がプロジェクトに参加し、「RETISSA NEOVIEWER」を手に短い旅行で写真撮影に挑戦しました。この動画では、そのシーンを捉えています。

With My Eyes #1

見ることが難しい世界に生きる人々にポジティブな価値を提供する

「With My Eyes」第2弾では、視覚障害のある3人のパラアスリートが飛行機に乗り、「RETISSA NEOVIEWER」を使って空からの景色を自分の目で撮影しました。動画には、初めてレンズ越しに上空の風景を目にした興奮が収められています。

彼らが空から見ることのできない世界には、どんな風景が広がっているのでしょうか。

With My Eyes #2

あなたが見ることのできなかった世界を見に行こう

「With My Eyes」第3弾の主役は、パラスイマーの清水選手です。彼はおなじみのプールから飛び出し、広大で限りない海の世界へと足を踏み入れます。「RETISSA NEOVIEWER」を使用し、自分の目で見ることで新たな感覚を得ました。シーカヤックで海に出た際、どのようにしてサンゴ礁や魚たちを自身の目で捉えたのでしょうか。この映像は、彼の輝く笑顔と未来への決意で私たちを励ましてくれます。

With My Eyes #3

見ることと生きること

Ultimemsに関する部分

「With My Eyes」プロジェクトでは、Ultimems社が開発したMEMSミラーモジュールによるレーザー投影イメージングを採用しています。

レーザー網膜投影による視覚化の方法